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『猫のつぶやき』

Alley Cats Big Bandの猫達によるつぶやき。
ライブ告知、日々感じた音楽の話など様々。
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  料理と音楽
  [No,235] 投稿者 ひろみ   日時 2019/12/09(Mon) 10:20引用    [編集]
継続的に活動できるコツは何か?と訊ねられる事が多くなりました。

音楽活動というのは、料理に似ていると思うのです。

皆さんは、ご飯を食べたい時どうしますか?

・レストランに食べにいく。
・出来上がりのものを買って、家で食べる。
・食材を買ってきて、料理する。
・冷蔵庫の食材で、料理する。

だいたいこんな感じかと思います。

レストランに食べにいくのは、ライブを見にいく事。お金さえ払えば、どんな料理でも食べる事ができます。超高級フレンチでも、家庭料理でも。

弁当を買って食べるのは、CDを買ってきて家で聴く事でしょうか。
出来立てホヤホヤとはいきませんが、完成された均一の味を家でも楽しめます。

自炊するのは、楽器演奏に最も近い気がします。
上手に出来る時もあれば、ちょっと失敗する時もある。
バンドでライブをするのは、手料理を食べにきてもらう感じかな。
その時の精一杯の料理を振る舞う事ができれば、そして、プロには敵わないし味は均一ではないけど、『楽しいひと時だった』と笑顔になってもらえれば何よりだと思います。

家でじっくり研究するのも大切だけど、お客さんに食べてもらわないと分からないものもある。
そこそこの頻度でその機会がないとモチベーションを維持するのも難しく、かといって多すぎるのも大変になる。
それでも『君の料理が食べたい!』と言われるのは嬉しい事^_^

さて、料理する時。
スーパーで気に入った食材を買ってきて作るのと、手持ちの食材を使って継続的に料理を続けるのとでは、だいぶ違いますよね。

いろんなバンドが存在しますが、猫バンドは継続的に活動を続けていける事を目指しています。

自分も食材の一つ。
味の違い、旬の違い、相性の良し悪しなど、どうしたらいいかわからない時。
お互いにほんの少しの工夫で美味しいハーモニーを奏でられるかも。
下茹でするとか、塩を少し振るとかの、ちょっとした一手間で。

食材と向き合い、お互いにどうしたら最大限に美味しさを引き出せるかを考え続ける。それが、メンバーが限られている社会人バンドが、継続的に活動し続けるためのコツなのかも、と思ってます。



  SNSの力
  [No,234] 投稿者 ひろみ   日時 2019/05/14(Tue) 18:01引用    [編集]
多くのバンドが、SNSを活用していますね^_^
猫ももちろん活用してます。
今のところFacebookページだけですが、有難い事にそれをみて来てくださるお客さんも多いです^_^

また、猫バンドがHPやFacebookにこまめに写真アップしてるのは、メンバーの家族や大切な人達に、活動の内容を知ってもらうため。
家族や周りの人達の協力がなければ、音楽はできません^_^

同じように、他の多くのバンドもSNSなどを活用しています。
バンドがページを持っていなくても、メンバーが拡散する事で存在を知ってる、というのもありますね。
直接繋がっていなかったとしても、知り合いが反応するだけでタイムラインに現れるから、不特定多数のお客さんを集められるというのもSNSの良い点。

ただ、逆に言うと、誰がどこでなにをしているのかも、不特定多数の人にあっという間に知られてしまう(>人<;)

メンバーだけでなく、お客さんが情報を拡散してくれることも多い。音楽の世界は非常に狭く、誰が誰と繋がっているか分からないため、思いもよらないところから情報がじゃんじゃん流れて来ます。
いい情報のみならず、中には知らなければよかったなんて情報なんかも。

インターネットでは『この人には内緒にしておきたい』というのは、ほぼ不可能。

だからこそ、これからも正直に、誠実な活動をしていけたらと思ってます^_^



  選曲とMC
  [No,233] 投稿者 ひろみ   日時 2018/10/17(Wed) 06:13引用    [編集]
様々なバンドが出場する「ジャズフェス」。
屋外で開催されるものや、室内で開催されるものがありますね^_^

実はこの2つ、客層に大きな差があるのです。

演奏するにあたって『どんな曲を選ぶか』『どんなMCをするか』の2点でかなり印象が変わってきます。

自分が客になった場合を考えてみてください。
1人で行くときもあれば、音楽仲間と行くときもある。
はたまたJazzには全く興味のない家族や友人、恋人と一緒に行くときもあると思うのです^_^
その場合、なんとか興味持ってほしいなと思って連れて行きますよね?

ホールやライブハウスで行われるライブなら、ある程度big bandに興味があって最低限どんなものか知ってる、もしくは、そのバンドに知り合いがいる人を連れて行くことが多いと思います。

反対に屋外のオープンなライブの場合、音楽に関係ない人も呼ぶことも多いですよね?ピクニックがてら、屋台巡りのついで、雰囲気だけ味わってほしいなどにうってつけ。

その点を踏まえると、、

屋内の囲い込まれた環境での演奏は、そこそこマニアックな選曲・技巧的な選曲も好まれるでしょう。
ただし、他も同じ形態の演奏を延々と聞かされる環境になるので、1つのステージの中で変化に富んだ構成にしないと、食傷気味になり飽きてきます。
特に同じ様な系統の選曲するバンドが続くとウンザリする時も(>人<;)

反対に屋外の場合は、素人でもわかりやすい曲が良いでしょう。
『上手いんだろうけど全く知らない複雑な曲ばかり延々聞かされる』のと、『上手かはさておき、よく知ってる曲や、なんとなくわかりやすい曲を演奏してくれる』のだと、だいぶ印象が変わります^_^

そこで大切になるのがMCだと思っています。
どんなに演奏が上手くても、MCが何言いたいかよくわからんバンドって、なんか印象薄くてよく思い出せない事が多くないでしょうか。

聴き手が教えてほしいことって『どんな曲?』『なんでこの曲?』だと思うんです。
どんなにbig bandが好きな自信があっても知らない曲はあるし、自分は有名だと思いこんでいたのに話が通じなかった、なんて事もよくある。

アマチュアでよくみかけますが、学生気分のまま適当に自虐ネタでお茶を濁したり、内輪ネタやメンバーイジリをしてウケ狙いしたりするのは、客にとっては不愉快な事がほとんど(>人<;)
内輪ネタも自虐ネタも、『ぶっちゃけそこまであなた個人に興味はないよ。。こっちはわざわざ時間割いて聴いてあげてるのに、面倒くさい。。』と苦笑いするしかない。
そのメンバーの家族や友人が来てたらどうするの?とヒヤヒヤもする。

中には何回も来てくれる人もいるけど、“初めまして”の人が必ずいる事を忘れないように。
その人が猫バンドのファンになってくれるように意識しないといけないと思っています。

代わりに、メンバーにとっては同じような話を繰り返し聞かされるハメになったりするんだけどね(´-`).。oO



  プロの視線とアマチュアの思い込み
  [No,232] 投稿者 ひろみ   日時 2018/06/13(Wed) 12:41引用    [編集]
年に一度の、ガチなコンサート!BH終わりましたね!普段はお祭りとか営業とか、ジャズフェスとか、楽しく気楽に自分達がやりたいようにやる、という事が多いアマチュアバンドの活動。
コンテストに近い、「演奏に対してプロの審査員が講評をする」という、このようなスタイルのイベントは、多くの地区で行われていますにゃ^_^

こういうのに参加するアマチュアは各地でもそれぞれ少数派ではあるけれど、猫は結成の目的が「ビッグバンドジャズの研究」のためもあり、機会あれば県外も含めて積極的に参加してます^ ^

イベントの面白さは、自分達の演奏へのアドバイスはもちろんのこと、他のバンドの演奏に対してプロがどう講評するのか!という所。
「お、いいな!」とアマチュアが思っていても、プロの視線だと全然良くなかったりする。そこが勉強になる^_^

アマチュアの勝手な思い込みって、結構多いんだよね。
最も多いのが、『ビッグバンドは音が大きいのが迫力ある』、というもの。
アマチュアはそう思い込んでギャー!!って吹いたり叩いたり弾いたりするバンドがかなり多いのだけど、客の立場になると、『耳障りで、疲れる』だけだったりする。

また、『フォルテはデカく!』と思って力んで楽器を鳴らす事で、汚く耳障りになってしまう。
今回の講評でも繰り返しいろんなバンドに仰っていたのは、「プロは音色の変化で“盛り上がっているように聴かせる”のであって、決して力んでいるのではない。」というもの。

心も体も常にリラックスさせながら、音色の変化を自在に操る事で、客の感情を動かす。自分達が「頑張ってしまう」のではなく、客の心を「上手く誘う」。

理屈はわかるけど、基礎技術の乏しいアマチュアには難しいんだよねぇ〜(>人<;)
でも、目指すものが解っていると、コツコツ進めばいつかは近づけるにゃ。ちょっとずつ頑張りましょう!



  譜面のせい?
  [No,231] 投稿者 ひろみ   日時 2018/03/21(Wed) 11:37引用    [編集]
「楽譜がダサいから、かっこ悪いんだ!」という言葉、口にした事ある人は多いかも^_^

私も口にした事が何度もある。
だけど、今は極力、口に出さないように気をつけています。

理由はシンプル。
「ダサいのは楽譜ではなく、君の奏法だよ、、」
という場合、いろんな意味でツラくなるから(>人<;)
周りの人は、本人にはなかなか言えないから、対応に困ったりする。

もちろん、写譜ミスや耳コピミスがある可能性は大いにある。
その場合は、具体的に「このあたりの音が違う気がする、、どう思う?」って会話になると思う。

本当に奏法が上手い人(プロ)ってのは、どんなフレーズでもカッコよく聴かせられる。
だから、わざわざ人前で譜面のせいにする事はない、と思うのです。

プロとアマチュアの根本的な違いは、「リズム感」だと言われている。

意味を考えていたけど、要は『抑揚がきちんとあるか』かな、と最近感じています。
それがシラブルであり、グルーブ感であり、タイム感であり、アーティキュレーションであるのだろう。

ベイシーの「splanky」は、特定の音を単純に繰り返すだけで構成されてる。
スタンダードJAZZの「C Jam Blues」はドとファの二音だけで構成されてる。
「One Note Samba」という曲もあるね、単音をひたすら繰り返すだけのメロディに、スケールを行ったり来たりするだけのサビ。

でも、プロの演奏は、単音だけなのに非常にカッコイイ!

「演奏する」って、そういう事じゃないのかな、と最近思うのです。
そういう能力を、モノにしたいなぁ^_^



  楽器「あるある」
  [No,230] 投稿者 ひろみ   日時 2018/02/19(Mon) 16:32引用    [編集]
自分が選ばなかった楽器の『あるある』に、あえて注目してみてはどうだろうか。

私は高音域の管楽器奏者のため、メロディラインを担当する事が多い。
自分にとって未知の領域と感じていたのがリズム楽器、中でも音階のないドラムやパーカッションでした。

ある時、友人が家に遊びに来た。
本業はクラシックピアノの先生だけど、せっかくだからジャズバンド遊びをしてみたいという。
ジャズ風のピアノデュオ伴奏譜を渡し、夫がテナーを吹く事になったため、私はドラムに座って単純なレガートのみを叩いてみる事にした。

ピアノはプロ、テナーもセミプロ。譜面もしっかりある。遊び程度に形にはなる、、はずだった。

「お、、おおぅ、、」。
ビートの頭が分からない!
コード楽器とメロディ楽器が探り合いをしており、テンポが揺れすぎてかなりツライ。
しかも、曲からズレると、チラチラこっちを見られる。
「え?私のせい??、、だ、だよね。笑」
ドラムのお仕事って、めちゃくちゃ大変だなぁと思った瞬間でした。


後日、昔ジャズドラムやっていた、別の友達と会った時。
ふと学生時代の「楽器あるある」の話になった。

要点をまとめると、、
1.リズム楽器は練習時に他人に指摘される事があまりない。が、実は不安の塊。
2.曲がまとまってきた頃になって「なんとなく違う」と大雑把に言われ、何がどう違うかよく分からないまま本番を迎える。が、実はどうやら何か違うらしいとモヤモヤしている。
3.ドラムは音源を丸暗記して練習に臨まざるをえないのに、本番前に急に曲変更されるとツライ。
4.他の奏者に視線送ってるのに、皆は譜面ばっかみてこっちを見てくれないのが寂しすぎる。

といったもの。

わぁ、すごく思い当たる節が(>人<;)

1.2.に関しては、上手く言葉で説明出来ない事で起こるもの。何がおかしいのかを具体的に伝えるには、相手の楽器に対する基礎知識がないと出来ない。
3.4.に関しては、譜面の違い。曲全体の指揮を執るドラムの譜面には、小節数とキメ以外の情報がほとんど書かれていない。なので音源を丸暗記する。
しかし他の楽器はパズルピースだけが渡されているため、譜面を追わないと行方不明になる。
曲を俯瞰的に捉えるドラムと、パーツとして働く管楽器の感覚の違い、というところかな。

これが、自分とは全く違う働きをする楽器についても基礎的な事は学ばねば、と思ったきっかけでした。

昔から遊ぶ間柄だけど、意外とこういう話はしなかった。
それは多分、「楽器」の話が、そのまま「担当者への不満」と誤解されかねないリスクがあるからだろう。

また、リードアルトに対する「あるある」も聞いた事がある。
一番多かったのは、「リードアルトがヘマするのだけは許せない」というもの。「ピッチの悪さはストレスでしかない」というのも多かった。、、、ドキドキ(>人<;)
これは管楽器奏者からのもの。
あ、うちのバンドの、じゃないよ。笑
別のバンド所属だからこそ、他人事として気楽に話せるのだろうね。笑

内心、「超〜怖っ!!皆にもきっとそう思われてるんだぁ。。泣」と思って聞いてました。

音楽の生演奏というのは、違う楽器を演奏する人がどうしても必要。
メロディを担当する人もいれば、反対にハーモニーを奏でる人もいるし、コードを刻み続ける人、音階ではなくリズムを刻み続ける人もいる。

皆、自分の好きな楽器の事は、よく知ってる。CDとかライブとか聞いても一番に気になるし、その楽器ならではの良さも苦労も「あるある」だとかも語れちゃう。

でも、他の楽器の「あるある」を知るのも、新しい発見に繋がるかも。

ただし、くれぐれも気をつけて^_^
「奏法の好き嫌い」と「担当者の好き嫌い」が誤解されて、ややこしい人間関係にまで発展する事がある、というのも、『プレイヤーあるある』の一つ、かも?!笑



  楽器演奏で、脳が活性化!
  [No,229] 投稿者 ひろみ   日時 2018/01/18(Thu) 12:20引用    [編集]
するんですって。
http://gigazine.net/news/20140730-play-instrument-benefit-brain/

しかも、楽器に関係なく、最大限に活性化して記憶力が良くなるらしい!!
音楽を聴くだけと、演奏するのとではかなり違うそうだ。

ということで、ボケない為に、一生コツコツやりたいな。笑



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